- 10月
- 2024年11月
ソーシャルメディア(SNS)の時代になってしばらくの時が経ちました。特にコロナ禍によって直接会って話題や面白いものやサービスを紹介するよりも、SNSを通じてシェアすることがとても多くなってきました。
当社のウェブサイトでも初期の頃からシェアをするボタンを用意してきました。ウェブサイトの訪問者が製品やブログ記事などを面白いと思った時に、簡単に周りにシェアしてもらって拡散していくことを手助けするのがその目的です。
ウェブサイト内に直接的にシェアボタンとして用意していたのが Facebook、Twitter、メール、はてなブックマーク、Pocket、そしてモバイルからのアクセス時だけはLINEでもシェアできるようにしていました。
正直なところ、私自身ははてなブックマークやPocketは使っていませんが、これらのボタンを設置した時には利用率が高かったサービスだと思います。ただ、SNSも隆盛があり、いまだにFacebookとTwitterは残っているものの、それ以外にもたくさんの「繋がり」を提供するサービスが登場してきています。
現実的にこれらすべてを網羅させることは、本当に使うものを見つけにくくしてしまうことにもなりますし、日々ウォッチしてマーケットシェアによって変えていくのも運用が難しいです。
では、それで良いのでしょうか。
シェア(共有)はシステムに任せる方がメリットが大きい。
実はウェブサイト運営側が用意したシェアの方法以外にシェアをする方法をOSというかブラウザーが用意しています。しかも、その方がインストールしているアプリだったり、最近のOSではよく使っているものをシェアしやすいように配置していたりしますので、これが一番便利なのです。
というわけで、ではウェブサイトにあるシェアボタンはそれを呼び出すためのトリガーになれば良いという風に考えたので、少し前から実装していました。みなさん使ってみていただいているでしょうか。
やってしまえばものすごくシンプルかつ簡単に実装できることですが、まだ世の中にはあんまり見ないような気がします。(私が知らないだけでトレンドなのかもしれません)
当社ウェブサイトの共有ボタンを押していただくと、その閲覧しているページのページタイトルとURLだけをシェアできるようにしてあります。正直、OSのシェアボタンを押すのと同じことなのですが、わかりにくい位置にあったり、この機能自体を知らなかったりしているので、ウェブサイト側にトリガーがあっても良いと思います。
なお、この機能はモバイルOS(iOSとAndroid)をターゲットにしているのでmacOSやWindowsなどのデスクトップOSでは動作しません。それらは仕組み上モバイルOSのような動作をしないので今のところ動作させていないというのが正しい書き方です。
Googleアナリティクスによると当社ウェブサイトへのアクセスの約60%がiOS、14%がAndroidです(2022年4月17日現在)。約74%がモバイルOSからのアクセスとなるため、これらのアクセスに対して有効な施策と考えると効果は絶大です。
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私自身、サイトを閲覧していて共有したいことをiOSのiMessageだったりSkypeだったりで共有する際には、サイトの共有ボタンではなくて、SafariやChromeの共有ボタンから実行します。なぜならば、この2つへの共有はウェブサイト上に実装するのは不可能だからです。
特に、普段はiOSのChromeでサイトは閲覧しているのですが、共有ボタンが上にあるために使いづらいと思っていました。これが当社ウェブサイトだけでも改善されたのは大きいですし、今後世の中のウェブサイトがそうなってくれると良いなと思います。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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